パイプカット

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パイプカットとは

パイプカットとは精巣で作られた精子を精嚢まで運ぶために作られている精管をカットして、避妊する方法です。精管をカットすることにより精子は出なくなりますが、精液は今までどおり出ますし、射精感が損なわれることはありませんし、精力が低下することもありません。

この治療を行うことで、避妊具を使用せずに避妊できますので、女性自身も不安を感じることなく性行為を楽しむことができます。

しかし、1度パイプカットを行うと、もし子供が必要になったとき元に戻せるわけではありません。治療を検討される場合は、よくお考えになられてから、判断されることをおすすめします。

このパイプカット治療は優生保護法による避妊手術ですので、お子さまがいらっしゃるご夫婦で配偶者の同意が必要となります。

パイプカットの治療

パイプカット治療は精子が作られる睾丸から延びる精管は通常2本有りますので、その管を切断します。陰嚢部に1本につき1cmほど切開し、精管を取り出し切断し、糸で縛り断面を電気で潰していきます。精管は2本ありますので、もう1本の方も同じことをもう一度行います。

手術後は射精は今までどおりできますが、精子は含まれていません。射精感を損なわず、精力も低下しないことがこのパイプカットのメリットです。治療時間は20~30分程度です。